勝ち株ナビ

FP菱田雅生コラム
投資の前にコレだけは知っておこう!

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公開日 2021年2月26日

【2/26】第295回 長期金利が5年ぶりの水準まで上昇?

2021年が始まり、あっという間に2ヵ月が過ぎました。日本の株式市場では、ついに日経平均株価が3万円を突破し、平成バブル期以来の高値をつけ、達成感と過熱感の高まりで、目先的にはしばらくもみ合いが続きそうな情勢です。
 良くも悪くも世界の市場の連動性が高まっていますので、アメリカの株価がどうなっていくのか、注意深く見守る必要があるでしょう。
 そんななか、アメリカだけでなく、日本でも、長期金利(10年満期の国債の利回り)が上昇し始めています。株式市場や債券市場などのマーケットは、半年から1年程度の将来を織り込みながら動いていくと言われます。だとすると、いま長期金利が上がり始めているというのは、半年後や1年後には新型コロナウイルス感染拡大が終わり、景気が回復し、金融政策の大規模緩和策を終了させるだろうという予想が出てきていることを意味しているのかもしれません。
 しかし、現状としては、日本においてもワクチン接種が始まったとはいえ、日本銀行がいきなりここまで続けてきた金融緩和策を終了させるとは思えません。金融市場調節の方針としては、「長期金利をゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う」という方針の変更はしていません。次回の金融政策決定会合が3月18、19日にありますので、そこでどのような発表が行われるのかも要注目です。
 個人的な予想では、まだまだ金融緩和策は続けると思われますので、長期金利の上昇は今後もさらに続くような流れにはならないと思います。
 アメリカや日本の株価についても、金融緩和策が続くうちは、想定外の危機(大規模災害など)が起きない限り、暴落は起きないでしょう。
 昔から株式市場では、「節分天井、彼岸底」という格言のようなものがあります。今年の彼岸は3月20日の春分の日を中日として前後3日間の合計7日間とされています。とりあえず、3月下旬までは調整局面が続くかもしれません。
 もちろん、毎年必ず同じように動いているわけではないので、実際の動きがどうなるかは、「相場は相場に聞け」です。とにかく、当面は、政府や日銀の対応に注目しておきましょう。

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