【4月27日】~頭の片隅にでも~
2018年4月27日
「小回り3月(みつき)大回り3年」。これは上昇相場でも下落相場でも、短期的には3か月程度、長期的には3年程度で一巡するという意味の相場格言です。
日経平均の終値が91年11月以来の2万4000円台に乗せたのが1月23日ですがそこから3か月目が4月23日になり、はたして一巡となるかどうか・・。
「小回り3か月」の由来について従来は、株価のサイクルや景気循環が一致する経験則に裏付けられていると考えられてきました。
しかし最近では金融危機のような大事件がなければ、運用者の投資スタンスの短期化が相場に投影しやすいためというのが一般的な解説となっております。
証券広報センターが1971年に初版発行した「格言は生きている」によれば最古の相場格言は1748年の「売買出世車」だそうで徳川吉宗の時代まで遡るようですね。
当時は米相場に使われたみたいですが、相場格言が260年以上たった今でも通用するのは、人間心理のあやを絶妙に表現しているからでしょう。
これから夏場にかけて新たな「小回り3か月」がスタートすればと願っております。
ファンドマネージャーや外国人投資家が今後に予定されている企業の決算発表を受けてどのようなポジションをとってくるか、そこがカギを握りそうです。
それと第六弾銘柄にようやく動きが・・・・・・・その辺の話は別の機会に。
それではまた来週お会いしましょう。
投資調査部 内田
日経平均の終値が91年11月以来の2万4000円台に乗せたのが1月23日ですがそこから3か月目が4月23日になり、はたして一巡となるかどうか・・。
「小回り3か月」の由来について従来は、株価のサイクルや景気循環が一致する経験則に裏付けられていると考えられてきました。
しかし最近では金融危機のような大事件がなければ、運用者の投資スタンスの短期化が相場に投影しやすいためというのが一般的な解説となっております。
証券広報センターが1971年に初版発行した「格言は生きている」によれば最古の相場格言は1748年の「売買出世車」だそうで徳川吉宗の時代まで遡るようですね。
当時は米相場に使われたみたいですが、相場格言が260年以上たった今でも通用するのは、人間心理のあやを絶妙に表現しているからでしょう。
これから夏場にかけて新たな「小回り3か月」がスタートすればと願っております。
ファンドマネージャーや外国人投資家が今後に予定されている企業の決算発表を受けてどのようなポジションをとってくるか、そこがカギを握りそうです。
それと第六弾銘柄にようやく動きが・・・・・・・その辺の話は別の機会に。
それではまた来週お会いしましょう。
投資調査部 内田