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FP菱田雅生コラム
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公開日 2010年1月20日

【1月20日】TOPIXの仕組みと特徴

 前回、日本の株式市場全体の動向を示す相場指標として最も有名な日経平均株価について触れましたが、日経平均株価に次いで有名なのが、TOPIX(東証株価指数)です。
TOPIX(東証株価指数:TOPIXはTokyo Stock Price Indexの略称)とは、東京証券取引所市場第一部に上場しているすべての日本企業(内国普通株式全銘柄:2009年12月30日現在1,685銘柄)を対象とした、時価総額加重型の株価指数です。
 算出方法は、1968年1月4日を基準日として、基準日の時価総額(8兆6,020億5,695万1,154円)を100ポイントとした場合に、現在の時価総額がどの程度かを計算しています(算出開始日:1969年7月1日)。
 時価総額とは、通常、各銘柄の株価に発行済株式数を乗じたものを指しますが、TOPIXの算出に使われている時価総額は、2005年10月31日より、浮動株を反映した時価総額で算出されるようになっています。
 浮動株とは、実際に市場に流通している株式のことで、発行済みの株式のうち、大株主などが保有していて市場にはほとんど出てこない株式を除いたものをいいます。TOPIXの算出の際には、各銘柄の発行済株式数に浮動株比率を掛けた株数(浮動株数)に、各銘柄の株価を乗じた時価総額が用いられています。
 したがって、TOPIXの指標としての特徴は、日経平均株価のように必要以上に値がさ株の影響を強く受けることはありませんが、時価総額の大きな銘柄(大型株)の値動きに影響を受けやすく、時価総額の小さな銘柄(小型株)の値動きには影響を受けにくい傾向があります。
 なお、国内の株式で運用されている投資信託の運用目標(ベンチマーク)としては、日経平均株価ではなくTOPIXを採用するファンドが圧倒的に多いのが現状です。そういう意味でも、非常に注目度の高い指標だといえます。

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