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FP菱田雅生コラム
投資の前にコレだけは知っておこう!

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公開日 2020年4月24日

【4/24】第281回 次の大幅下落はどこまで下がる?

前回、4月16日時点では目先的には下がりにくい状況にあることを触れましたが、実体経済の落ち込みを反映して、これから大きな株価下落がやってくるとすると、どこまで下がりそうなのかを考えてみましょう。
もちろん、そんなことはフタを開けてみないとわからないことではありますが、リーマンショック以上の経済の落ち込みが予想される現状からすると、さらなる株価下落がおきてもおかしくない状況であることは間違いないでしょう。
前回触れましたが、NYダウと日経平均株価で見る限り、いまはちょうど株価の半値戻しの水準です。テクニカル分析的な見方でいえば、当初と同じ幅の株価下落があるとすると、NYダウは12,000ドルあたり、日経平均株価は11,800円あたりまで下がる計算になります。
これらの株価水準に対する根拠は何もありませんが、株価チャート的には直近の安値(NYダウ18,213ドル、日経平均16,358円)を下回るような下落が起きるとすると、その先のメドとしては、計算されたような数値が見えてくるということです。
 いまのところは各国中央銀行の金融政策のおかげもあり、目先的な株価暴落は避けられている雰囲気ですが、新型コロナの猛威が止められず、医療崩壊が起きるような状況になると、ショック的な株価下落が起きるかもしれません。
 そうならないことを祈るばかりですが、どうなるかは神のみぞ知るでしょう。
 あまり暗い話ばかりを書きたくはないのですが、冷静な見積もりも重要です。世界経済や日本経済の落ち込みがどの程度なのかが明らかになっていくのはこれからでしょう。各企業の業績悪化が明らかになるのもこれからです。一部の企業では新型コロナのおかげで業績を伸ばしているところもあるでしょうが、全体的には業績が落ち込んでいる企業が大半だと思われます。
 各企業の業績が正当に株価に反映されるようになると、必然的に株価は下がるはずです。企業ごとの落ち込み度合いは違うと思いますので、そのような時期が来たら、銘柄選別がより鮮明になり、銘柄ごとの違いが大きくなるでしょう。
 中長期での投資を考えている人は、いまこそ優良企業や業績の落ち込みの小さな企業を見極める作業を始めておくとよいかもしれません。

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