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【真実一路】
内田晋也の投資コラム!!

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公開日 2018年11月2日

【11月2日】~それは「ポン」から始まった~

スマホゲーム業界に元気が出てきません。

数年前は飛ぶ鳥を落とす勢いを見せていた上場企業も今や見る影もありません。

この激変はIPO(新規公開)にも表れており、めっきり数が減ってきてしまいました。

スマホゲームのトップセールスランキングを見ると「モンスト」「パズドラ」が未だに上位に君臨しており、新しいヒット作が出ていないことが分ります。

小生の愚息も一昔前は妖怪ウォッチプニプニ(パズルゲーム)やポケモンGO(位置情報ゲーム)など毎日の様にプレーし、小生をガチャをやるためのコイン収集要員として手伝わせていましたが、もう過去の話となってしまいました。

ゲームに詳しい方ならアメリカの「アタリ」というメーカーをご存知なのではないでしょうか。

アタリはしばらくはピンボールの販売などをしていましたが、同時期に「オデッセイ」という家庭用ゲーム機が発売され、その中に入っていたテーブルテニスを参考に、1972年に「ポン」を発売します。

いわゆる動く線と●で構成されたテーブルテニスゲームですね。

これがとんでもない大人気となり、アタリは急成長を遂げるのですが、世にいう「クソゲー」(駄作ゲーム)も蔓延することとなり、1982年のクリスマス商戦で投入されたソフト「E・T」で決定的な打撃を受けるに至ります。

ゲーム市場がユーザーから飽きられたことでそっぽを向かれ、市場が崩壊するいわゆる「アタリショック」を迎える結果となりました。

経済系の記事で見られる「○○ショック」は、このアタリショックから引用され、広まった結果と言われています。

日本を代表するゲームメーカー任天堂を世界的大企業に押し上げた山内社長は講演会などでファミコンの成功の理由を「駄作ゲームを防止し、市場の確保に努めた」と語っており、今の同社方針でも厳格に守られています。

もし山内社長がご存命なら今のスマホゲーム業界をなんと評するでしょうか。

このまま「クソゲー」を垂れ流しているようだと・・・・・その辺の話は別の機会に。

それではまた来週、お会いしましょう。

投資調査部 内田

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内田晋也(うちだしんや)

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1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。