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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【6月25日】~医師会に告ぐ~

2021年6月25日

菅首相の強い決断もあってワクチン接種はようやく順調に進み始めています

あちらこちらの自治体や大学や職場で工夫が重ねられて、独自に接種を進める動きが加速し、1日100万回、10日で1000万回が見えてきました。

読売新聞の調査によると先行接種した医療従事者の感染は9割ほども減少しているそうで、3月から本格化したワクチン接種の効果だと考えて良いでしょう。

現時点で、ワクチン注射をする医師には、1回2070円が支払われているそうです。

時間外なら2800円、休日夜間なら4200円になり、注射代としてはかなりの高額が用意されています。

しかし、医師の協力は得られていません。

接種に協力した医師は全体の22%にとどまっているからです。

耐えかねた首相は自衛隊に協力を仰いでおり、それは皆さんが知るところです。

この決定をみて本来であれば、日本医師会や東京都医師会が傘下の開業医に指揮命令し、接種を強力に勧めてくれればよかったのです。

でも動かない。

医師にはワクチンを優先接種したにも拘わらずです。

そこで医師会に問いたい。

医師会や医師のモラルはこれで良いのかと。

私は強い違和感を拭いきれないでいるのです。

いま、コロナ禍を脱する唯一の手段はワクチンしかありません。

そのために医師は使命を果たしてほしい。

国民もあとひと息ふた息の辛抱です。

どうか頑張ってほしい。

もう一点。

縁の下の力持ちとなってくれてる自衛隊の医務官と看護官の皆様方。

一日に3000円前後が支給されているようですが、民間の医師と比べるとあまりにおかしいです。

このあまりにも非常識な差を埋め合わせるには、自衛隊の隊員全員にわかるように、明確かつ深い感謝を表現するしかありません。

国家公務員の中で使命達成に身命を賭すと宣誓するのは自衛官だけ。

国民を守ってくれる彼らへの感謝を広く形にすべきでしょう。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。