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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【12月24日】~今年の年の瀬はちょっと~

2021年12月24日

大阪市北区の雑居ビルで極めて凶悪な、卑劣極まりない犯行が起きてしまいました。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、負傷された方々に心からお見舞いを申し上げます。

日本の社会は昔からお互いに気を遣うのが特徴で、いい面もありますが、場合によっては疲れてしまうケースもあります。

コロナ禍で将来を見通せぬ不安が加わったことで、生きづらさに拍車がかかる方も多いでしょう。

収入源、雇止めなど心身に不調をきたす要因を数え上げれば、愚鈍な小生でも鈍い疲労感と苦みが広がります。

しんどい方にとってはことさらです。

それでも胸の不安を吐き出し、楽になれる場、駅にも近く、立ち寄りしやすい場があれば救われることだって。

白昼、予期しない黒煙と猛火に襲われ25人が犠牲になりました。

親切に診察してくれる院長先生だったそうです。

心の不調で休職した方の職場復帰をサポートするプログラムも開催し、当時も多くの患者さんが集まっていたよう。

徐々に治癒し、もう一度スタートしようとしたところに。

・・・。

やけくそになり、人を巻き込んだのでしょうか。

『誰でも良かった』ってきっと言うんでしょう、でも『自分よりも弱ければ』という注釈が抜けてるんです。

『誰でもよかった』というのは真っ赤なうそで、しっかりと『狙いやすい人』を襲っているのです。

憎くもない人を弱い人を「選んで」犯行に及んでいる。

犯罪者は“警戒レーダー”のある人とない人を見抜くといいます。

警戒レーダーを身に付けることが、被害者にならないための第一歩です。

許せぬ悪事に胸がふさがります、誰もが気疲れする世の中でもあります。

今こそ他人を気遣い、制約を受け入れ、互いに助け合うことが試されているのに。

残忍な犯人に人権など・・・。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。